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始祖鳥は飛べなかった!?

鳥類の祖先である始祖鳥は、羽ばたいて飛べなかったとする論文を、英国などの研究チームが発表しました。

始祖鳥の推定体重と、化石に残っていた羽根の軸の太さなどから、始祖鳥の翼では体重を支えきれずに木の枝から地面へ滑空するしかできなかったと結論付けています。

ジュラ紀後期の始祖鳥と、始祖鳥の次に原始的な鳥類である孔子鳥(こうしちょう)の化石を分析し、現在の鳥類と比較し、始祖鳥などの風切り羽根の長さは変わらなかったが、長さに対する羽根の軸が非常に細かったとしています。
それぞれの翼がどの程度の荷重に耐えるかを調べたところ、現在の鳥類は体重の6~13倍に耐え、羽ばたく激しい動きに対応できる強度があったが、始祖鳥(推定体重276グラム)は体重の0.55倍、孔子鳥(同500グラム)は0.39倍しか支えられないことが分かりました。

真鍋真・国立科学博物館研究主幹は「始祖鳥などは大胸筋が十分発達していないため、羽ばたき能力は低いとみられていた。羽根の軸に注目して分析した手法は画期的だ」と話しました。

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