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マイケル・ターシックさん

マイケル・ターシックさん
恐竜造形師

映画ジュラシックパークの T-rexを製作担当するなど、ダイナソーアートの分野で世界がトップアーティストとして認める人物。
2000年・2001年にはジョン・J・ランツェンドルフ古生物アート賞(Lanzendorf Paleoart Award)を受賞している。
Lanzendorf Paleoart Awardは古生物学において科学的なイラストレーションと自然主義的な芸術の素晴らしい功績を認めるために設けられたもので、 ランツェンドルフ氏はダイナソーアートのコレクターとして有名である。

ターシック氏の新たな挑戦

ファンのために新商品のアロサウルスとステゴサウルスの特徴を教えてください。
私は、アロサウルスのスピード感と機敏さと共に、ステゴサウルスのディフェンシブな姿を描こうとしたかったのです。ステゴサウルスが俊敏な恐竜だったとは考えにくいからです。ステゴの主な防御法としては、巨大な背びれによって体を大きく見せること、および相手に致命傷を与えることができる後部スパイクだったと考えます。捕食動物に対処する時、ステゴサウルスは後部のスパイクを相手に向けるようにして、その脅威から逃れようとしたと考えられます。私は、ステゴサウルスが後ろから来る脅威に対して、スパイクを準備している瞬間を捕らえようとしました。アロサウルスは突進するか、致命的な傷を負ってしまうのを防ぐため、安全な距離を保とうとしているところです。
これらのモデル(アロサウルス、ステゴサウルス)を作成するに当たっての困難な点はありましたか?
小さなスケールの商品を製作するときはいつも、どこまでディティールを表現するかに気を配ります。必要以上に作りこんでしまうと、商品を手に取った人がイマジネーションを働かせる必要がなくなってしまうからです。優秀な本が読者の想像力をストーリーにリンクさせることができるように、コレクターが想像力を膨らますことが出来るモデル作りを目指しています。私が造型をする際は、とにかくモデルの構成に時間をかけます。詳細はたいてい後から考えるのです。
私が作品の外見をあまりリアルにしたくないのは、動きや自然さを失ってしまうように感じるからです。ティラノサウルスとトリケラトプスの時、肌の質感を出すためにスタンプと特別な道具を使用しました。アロサウルスとステゴサウルスは私がこれまででベストだと考える質感が出せたと思います。肌には生活感や動きを感じられるように印象的な質感を与えたいと考えています。自然で美しい質感を出すスタンプを作るアーティストはたくさんいますが、私はいつも豊富な経験を元に、手作業で仕上げています。
次の作品のアイディアはありますか?
たくさんの興味深いテーマがあり、可能性は無限にあります。恐竜の飛んでいる姿や泳いでいる姿を考えています。海の恐竜、クロノサウルスやティロサウルスに大変興味があります。プロトケラトプスとヴェロキラプトルの格闘シーンも大変興味深いですね。スケッチブックの中にいくつものアイディアがあります。
フェバリットコレクションのために製作していただいた、ティラノサウルスやトリケラトプスの特徴を教えてください。
フェバリットコレクションのティラノサウルスとトリケラトプスは、自身の作であるブロンズコレクションと同じようなスタイルを作りました。実はブロンズコレクションよりフェバリットコレクションのスタイルのほうが好きなのですが。
ティラノサウルスは私の狙い通り重心とバランスが良く取れていると思います。姿勢についてもブロンズコレクションのものより改良されています。トリケラトプスはダイナミックに、大きく重々しい恐竜のスピード感溢れる動きを捉えられたと思います。
コメントをお願いします。
私はフェバリットコレクションとコラボレートするチャンスに感謝しています。フェバリットコレクションに関わっているすべての人たちがプロフェッショナルで、造型もトップクオリティーです。これからもファンを魅了する多くのモデルを製作したいと考えています。